シスコシステムズという元々インターネットルーターを作っていた会社があります。
　まだ創業１７年程度の若い会社なのですが、GEに次いで世界二位の高利益を誇ってい
る会社です。何故この企業は急成長を遂げることができたのでしょうか？
　それは主にネットワーキングにて極力経費を削減、必要なものは内に求めず、外で調
達、会社の大小に関せず要る人やモノを買収吸収して取り入れるバイタリティにつきる
と思います。
　必要なものはどんどん取り入れ、無駄なものは極力排除する。人件費をはじめとした
必要経費は最小限に抑える。あたりまえのことですが、なかなかできません。これは肥
大化してしまった企業程いえます。利益が確保できていればいるほど人がいればいるほ
ど経費はとかく無駄が出てしまうものです。
　インターネットは宝の山かもしれませんが、人を不要にするツールにもなりえる、と
考えます。もう始まっていますが、物流から人まであらゆるものを巻き込みならが大き
く変容させてしまう、そんなネットワーク社会がもう到来しているのです。
　ネットワーク社会とは考え方によっては暗い未来を背負い込むことになるのかもしれ
ません。しかしそういう社会に真っ向から立ち向かい、決して逃げるようなことのない
よう、日々自己研鑽に励むべきである、と。
　どうしたら社会に貢献できるか、そのためにすることは、、ということを常に念頭に
置き、むうずネットワークとしての活動をして参ります。

　２００１年吉日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　
有限会社むうずネットワーク
　代表取締役　佐原　寛亮